まるで わたしを待っててくれたように。
朝、雪見障子のすきまから、もうすぐ朝日が照らすんだろうなと思いながら外を眺めていると、
いつもはこの辺にほととぎすは咲いていないはずなんだけど。
良く見るとやっぱりほととぎすです。ちょっと場所をひろげたんだなと思いました。
それともわたしのためにわざわざそこに来てくれた?
まさか。。
ねえ、わたしが帰ってきたから嬉い?
うん嬉しいよ。 (そう言いながら電磁気学という本を、大声で笑いながら読んでいるはに。
そして、いちいちリアクションが大きい。)
ねえ、わたしがいない時もそんな大声出しながら本読んでるの?
まさか。
ふーん。じゃあわたしが帰ってきてよっぽど嬉しいんだ。
へっへっへ~
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